ウェルフェアトレード(Welfaretrade)とは、福祉(Welfare)とフェアトレード(Fairtrade)を
掛け 合わせた造語で、福祉分野にフェアトレードの概念を導入するという考え。
「公平・公正な貿易」を指すフェアトレードは、
主に途上国の原料や製品を適正価格で継続的に購入することにより、
立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指すもの。
一方、この概念を導入したウェルフェアトレードでは、
福祉事業所でつくられる自主製品を正当に評価し、適正な価格や方法で流通させることで、
障がい者の社会参加や働きがいの向上、社会における障がい者理解の促進など、
様々な社会的価値の創出を目指す仕組みがウェルフェアトレードなのです。
具体的には、自主製品の流通において
「価格」「商品」「売場」「対象」の観点から、従来とは異なるアプローチをとるもので、
マジェルカで、2011年の設立当初からこのウェルフェアトレードを重視して活動しています。