奈良市の「たんぽぽの家アートセンターHANA」で制作されている厄除鬼の土鈴です。
組紐を持って揺すると、カランコロンと可愛く心地よい音が響きます。
*ひとつひとつ手作りの為、商品に微妙な差異がございます。あらかじめご了承ください。
■サイズ
幅64 × 奥行 55 × 高さ 72 mm
■素材
半磁器、レーヨン、アクリル、ツゲ材
「鬼は内、福は内。」…って?鬼も内?なの!?
奈良にはその昔、鬼が悪者を退治したという厄除の伝説があり、節分には「鬼は内。福は内。」と、あえて鬼を招き入れて、厄払いをする習慣が一部の地域にあります。
悪者を退治してくれるから、あえて迎え入れるなんて…
面白い風習ですね。
厄除鬼を飾ることで、病魔、最厄などの悪運は家外に追い出し、逆に良運を家内に招き入れます。
みなさまの厄を払いご多幸をお祈りするものとしてご愛用いただければ幸いです。
ご自宅だけでなく、ご家族や大切な方への贈り物としても喜ばれます。
厄除鬼の製造過程をご紹介
1
鬼の形の石膏型に、とかした粘土を流し込む作業です。石膏型の準備から片付けまで、陶芸メンバーが責任を持って行なっています。
2
石膏に入れて固めた後、型から取り出します。まだ粘土は柔らかいので潰さないよう注意しながら作業していきます。
取り出した後の石膏も一つ一つ丁寧に拭き、付いている粘土をとっていきます。
3
型から取り出した鬼の不要な部分を切り落とし、鈴を入れていきます。
粘土で作った鈴
4
鬼の下部分に横一文字の切れ目を入れその両端と紐を通す部分に穴を開けていきます。
5
指でなぞり、バリ取りをしていきます。完全にバリが取れたら表面をきれいにし、乾かしていきます。
6
釜に入れて焼き上げていきます。 13 時間かけて最高 1100 度にまで釜の温度を上げながら焼き上げます。
7
色を塗っていきます。色むらが消えるまで、乾かしては塗る作業を何度も繰り返します。
8
スタッフやボランティアを中心に顔に絵付けを行います。描き手によって微妙に変化する鬼の表情も厄除鬼の魅力の一つです。
完成!
紐と木札をつけたら完成!
たんぽぽの家アートセンターHANA
すべての人がアートを通じて自由に自分を表現したり、互いの感性を交感することができるコミュニティ・アートセンターです。障害のある人たちが個性をいかしながらビジュアルアーツやパフォーミングアーツに取り組むスタジオ、今を生きる人たちの表現を紹介するギャラリー、コミュニケーションの場としてのカフェ&ショップ、アートの可能性について探求するインフォメーションセンターやミーティングルームがあります。