■サイズ
高さ:約35cm 幅:約24cm(底部分) マチ:約10cm
持ち手:約35cm
■素材
米袋・カッティングシート・シートベルト
“紙も紙なり”に頑張っているから“雷バッグ!
農家さんの米袋を使った作られた軽くて丈夫なバッグです。
カラフルな色に隠れているのは、地元の農家さんが米の保存に使った紙製の丈夫な米袋を譲ってもらったもの。
その米袋の下地に屋外看板などにも使われるカッティングシートを、メンバーさんが思い思いに色を選び、好きな模様にカットして貼り合わせていきます。
最後に上からアイロンで定着して完成したシートをミシンで縫ってバッグに仕上げています。
紙で出来ていると聞くと、弱そう・・・と思うけれど“紙なり”に頑張っているから“カミナリ⇒雷”というワケです。
カラフルでなんだかピカピカピカしているのもなんだか雷っぽい。
持ち手には車のシートベルトを利用するなど、全てが再利用素材から出来たアップサイクル製品です。
見た目だけでなく実用性だってあります
内側には大小2つのポケットが付いていて実用性もしっかり兼ね備えています。
しかも隠れたポケット部分にもしっかりシートを貼り込んでいるのは嬉しくて楽しい!
マチもしっかりあってA4サイズがすっぽり入るし、自立してくれるのも何気に嬉しい。
とっても個性的ですが、意外とコーデイネートしやすくて結構使えるバッグ、何より使っていて楽しくなるバッグです!
作り手さんをご紹介!
制作メンバーさんのその時その時のイメージから出来上がる様々な模様が楽しいバッグです。
一つ一つ時間をかけて丁寧に作り、それぞれの作り手の個性があらわれています。そう、紙だけでなく彼らも頑張ってます!
青木稔さん
2010年頃よりOIDEYOハウスで雷シール制作を始める。
3cm角の2.3色のカッティングシートを交互に貼っていく手法で製作されています。配色選びに時間をかけ、色を決めると、台紙を使い、正確に線を引き、丁寧に切り取り、隙間なく同じバランスで貼っていきます。かなりの集中力で2.3日かけて一枚のシートを完成させています。最近、スマホデビューされ、YouTubeで動画を見るのにはまっているそうです。
古市津喜子さん
2001年よりOIDEYOハウスが地域の共同作業所だった時代より雷シールを始め、2007年により現在の場所にて本格的に制作活動を始める。
仕切りのある箱に、あらかじめスタッフがカッティングシートを切って色分けしておいたものを、古市さんが貼っていく手法で製作しています。彼女はとにかく手が早く、瞬時に色を選んで、ノンストップで手を動かして貼り続け、あっという間に1枚のシートを完成させています。西城秀樹とあいざき信也ファンで、お昼休みに動画を見るのを楽しみにされています。
中島恵津子さん
2014年頃よりOIDEYOハウスで製作活動を始める。
制作スペースには、山のようにカッティングシートが置かれており、その中から色を選び、カラフルな色合いで全面に貼っていきます。さらに小さく切ったカッティングシートで飾りを付けていくのが恵津子さんの手法です。とても細かく、素敵なデザインを考えながら制作されています。新聞を読むのが毎日の日課で、好きなテレビ番組の時間をメモしたり、可愛い動物写真が載っていると、切り抜いて大事に保管されています。
そんな彼らをサポートしているのが「OIDEYOハウス」さん。
長野県の上田市の山あいののどかな環境にある、かりがね福祉会「OIDEYOハウス」さん。
少し昔になりますが「OIDEYOハウス」さんを訪問した様子をブログ記事にしています。
どんな環境で雷バッグが生まれているのか知る事ができるのでよろしければご覧ください。
※出荷時に確認はさせて頂いておりますが、小さなシートを貼り合わせているので、時間とともに継ぎ目等に多少の剥がれや浮きが出る場合がありますがその際には接着剤などで補修してお使い下さい。
他の雷バッグはこちら→
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